2015. 2. 6-8

RAFT主催「文学+-×÷ 宮沢賢治編」参加作品

 

銀河鉄道の夜

~ミヤザワケンジ・モディファイド~

 

@RAFT(東京・東中野)

チラシA面

INTRODUCTION

 

舞台は東京。
大正10年1月から8月までの
わずか7か月間に、
宮沢賢治は故郷・花巻から遠く離れた
本郷の下宿で、
いまに残る詩編や童話の多くを書き、
その原型を構想した。

後に賢治が
「1か月に三千枚も書いたときには、
原稿用紙から字が飛び出して、
そこらあたりを飛びまわったもんだ」
と語った7か月のうちに、
彼は何を考えたのか。

生涯にわたって改訂を続けた
『銀河鉄道の夜』を補助線に、
東京の賢治を妄想する。

<劇中セリフより>

 

賢治
清六、いったいどうしたんだろう。
きっと自分が書いたはずの『銀河鉄道の夜』の結末を、
俺はさっぱり忘れているんだ ────

清六
だって、下宿は二階の突き当たり。
廊下をまっすぐ行った角部屋ですよね?
広くはないが窓が二面あって、明るいさっぱりとしたいい部屋ですよね? ────

ジョバンニ
夢の中で、僕は『ケンジさん』と呼ばれています ────

CAST

ミヤザワケンジ 加藤 大輔
ジョバンニ 松本 拓真(猿芝居)
イナガキさん 永井 久喜(krei inc.)
ジョバンニの先生 杉原 幸子
ミヤザワセイロク 仙石 智彬(ファルスシアター)
カンパネルラの父 高山 五月(真空劇団)

※出演者の所属は上演当時のものです。

STAFF

作・演出 武重 守彦
演出助手 古田 希美恵
主催 NPO法人らふと
製作 めがね堂
SPECIAL THANKS krei inc.・crouton・CoRich!舞台芸術!・猿芝居・真空劇団・野平真未・ばんびあおき・ファルスシアター