2017. 6. 28 - 7. 2
誰も寝てはならぬ
＠RABINEST（東京・高田馬場）
INTRODUCTION
深夜のナースコールをかきけす銃声。
足もとに横たわる１人の女。
深紅に染まったこの女を私は知らない。
そして、私の手には拳銃。
硝煙が立ちのぼる拳銃！
プッチーニの森厳なアリア
「誰も寝てはならぬ」とともに、
いま、真夜中の法廷は
密やかに幕を開けた。
死刑宣告から始まる
その不可思議な裁判で、
証言台に次々と立ち現れる女たち。
夜勤の巡回中、
新人看護師の懐中電灯は
ナニを照らしたのか。
夜明けは、もうすぐやってくる。
＜劇中セリフより＞
ヨーコ
これは、医療系の専門学校を卒業した私が、
都内の総合病院で働きはじめたころの話です ────
津村
君は何よりもまず、思いださねばならない。
あの女が誰なのか、そしてなぜ君はあの女を殺したのか。
空が白んで一番鶏が朝を告げるまでにね ────
アケミ
もう一つ、あなたに魔法をかけてあげる
川島
どんな魔法？
アケミ
いつでも私と会える魔法よ ────
CAST
川島ヨシオ 佐藤 匡（劇団花鳥風月／朗読楽団おとぎ日和）
川島ノリオ 高山 五月
アケミ 千草（劇団きのこ牛乳）
四方田（医師） 杉原 幸子
津村（弁護士） 加藤 大輔
比良原（看護師長） 秋山 静
逆井 遠藤 ちえ
カオリ 森下由美子
ヨーコ 権田 菜摘
※出演者の所属は上演当時のものです。
STAFF
作・演出 武重 守彦
音響 坂爪 亮介
照明 萩原 賢一郎（アルティプラノ）
宣伝美術 竹中 諒
企画・製作 めがね堂
SPECIAL THANKS 劇団花鳥風月・劇団きのこ牛乳・朗読楽団おとぎ日和