2018. 12. 1-2
永井久喜ひとり芝居
間の女
@RAFT(東京・東中野)


INTRODUCTION
「はい、初めてです。男性のために
ランジェリーを買うなんて、
生まれて初めてのことでした」
銀座、代々木上原、ベストアンサー、
ゆで鶏、さそり座、
キンモクセイの香り、…乱歩。
60分で語りつくす、
ナガイヒサキの淡い恋とその顛末。
<劇中セリフより>
女
『僕はもうメロメロだよ』と言うものだから、
ブラとショーツとキャミソールで税込み2万5920円、
ベルメゾンならショーツを77枚買える値段ですけど、
私、ランジェリーを買いました ────
女
……息が苦しくなってきました。私は、格太郎だ。
堅牢な長持の中で空気の欠乏による息苦しさに怯える格太郎だ。
口が大きく大きく開いていき、
骸骨のような上下の白歯が歯ぐきの根まで現れてきた格太郎だ ────
CAST
女 永井 久喜(劇団献身)
※出演者の所属は上演当時のものです。
STAFF
作・演出 武重 守彦
照明 千頭和 直輝(演劇ユニット「クロ・クロ」)
音響 坂爪 亮介
宣伝美術 竹中 諒
協力 劇団献身・KNOCKS,INC.
企画・製作 めがね堂