2022. 1.30 & 2.5

アポックひとり芝居フェスティバル
APOFES2022 参加作品
江花実里ひとり芝居

間の女 〜たゆたう栞〜

@APOC THEATER(東京・千歳船橋)

WEBチラシ

INTRODUCTION

 

「はい、初めてです。
男性のためにランジェリーを買うなんて、
生まれて初めてのことでした」

エバナミサト。恋人いない歴=年齢。
牡牛座。A型。趣味は読書。
初めて訪ねる彼の部屋への道のりは、
空どこまでも青く、風軽やかで、
彩り豊かな花々が咲き踊っていた。冬だけど!
ミサトの恋を祝福するように!

<劇中セリフより>

 


『僕はもうメロメロだよ』と言うものだから、
ブラとショーツとキャミソールで税込み2万5920円、
ベルメゾンならショーツを77枚買える値段ですけど、
私、ランジェリーを買いました ────


……息が苦しくなってきました。私は、格太郎だ。
堅牢な長持の中で空気の欠乏による息苦しさに怯える格太郎だ。
口が大きく大きく開いていき、
骸骨のような上下の白歯が歯ぐきの根まで現れてきた格太郎だ ────

CAST

女 江花 実里(架空畳)

※出演者の所属は上演当時のものです。

STAFF

作・演出 武重 守彦
宣伝美術 竹中 亮