2022. 9. 15-18

第34回池袋演劇祭参加作品

ゆめみたい

@シアターグリーン BASE THEATER
(東京・池袋)

チラシA面 チラシB面

INTRODUCTION

 

緑濃い森の奥に全寮制の学院があるらしい。
夏休み―。
生徒が帰省して閑散とした学び舎には、
留守番役の教師たちが滞在していた。
生徒たちから解放された
静かで心穏やかな日々。
「ゆめみたい」と
誰かがつぶやいたかもしれない。

そんな夏休みも残りわずかとなったある日、
彼らの前にひとりの新任教師が現れる。

その夜、森は雷雨にみまわれた―。

<劇中セリフより>

 

ハットリ
四方を森に囲まれて隔絶されたこの環境、この重厚な建造物。
日本広しといえど、こんなところで夏休みを過ごす教師はいませんよ────

用務員
オオイシさん、どうしてここで車を停めたかわかりますか?
父親
休憩じゃないんですか?
用務員
いいえ。気づきませんか? 気づきませんよね

ノムラ
学校とはそういうものです。だから学校には行事があるんです。
定期テストに体育祭、文化祭に修学旅行。
それらがなくなれば、教師も生徒もたちまち時の流れに溺れてしまいますからね
寮母
学校とはそういうものです。だから、この悠久の森学院では金曜日にカレーを食べるんです。
海軍と一緒です。海軍カレーです。さあ、海軍カレーをめしあがれ

ヒサコ
食べたいなあ。浅草今半の「牛肉弁当」と日本ばし大増の「深川めし」が食べたいなあ。
夜食に2つ食べたいなあ────

CAST

学院長のキミヅカ先生 出村貴(エイニング/演劇部隊チャッターギャング)
英語科のノムラ先生 加藤大輔
社会科のハットリ先生 音峯大樹(劇団いいのか…?)
国語科のヒサコ先生 江花実里(架空畳)
養護教諭のイヌイ先生 かわわ

用務員のハギノさん 高山五月
寮母のハギノさん 大畑麻衣子(miez miez)

新任のオオイシ先生 小泉眞琴(武蔵大学演劇研究部)
オオイシ先生のお父さん 佐藤匡(劇団花鳥風月/朗読楽団おとぎ日和)

※出演者の所属は上演当時のものです。

STAFF

作・演出 武重守彦
舞台監督 林大介/小谷野亨
音響 齋藤瑠美子
照明 萩原賢一郎(アルティプラノ)
当日運営 吉乃ルナ
制作・宣伝美術 竹中亮

SPECIAL THANKS
エイニング・演劇部隊チャッターギャング・架空畳・劇団いいのか…?・劇団花鳥風月・劇団820製作所・零's Record・松浦姫・miez miez・武蔵大学演劇研究部・朗読楽団おとぎ日和